カーエアコンが効かない時のトラブル解決方法

CARエアコン

カーエアコンのしくみと役割

自動車に付属しているエアコンディショナーは、冷暖房や除湿、換気など多数の機能を持っています。
基本的な機能やしくみは家庭用として販売されているエアコンとだいたい同じなのですが、設置されるエリアが狭く多機能となっていることから故障が起こりやすいパーツとなっています。

古いクルマに乗っていて突然エアコンが効かなくなったというトラブルもかなりの事例が報告されており、特に真夏の盛の時期や寒冷地の冬期間などは特に注意が必要です。

まず冷房のしくみですがこちらはコンプレッサーで空気を圧縮させることにより液化させた冷媒が気化するときに熱が奪われるという構造をしています。

このときコンプレッサーはエンジンの力を使って動かしているため、高温のときにエアコンを強力に動かすとエンジン性能が落ちてしまい燃費が悪くなってしまいます。

最近はエアコンがエンジン性能に干渉しないよう電動コンプレッサーを採用している自動車もありますが、古い国産車ならばまずほとんどがエンジン動力を採用しています。

一方で暖房のしくみですがこちらは家庭用エアコンと大きく異なっており、エンジンを動かしたときに発生する熱を冷却するために使用される冷却液をそのまま熱源として使用します。

ですのでカーエアコンの暖房はエンジンをかけてすぐの状態では熱が発生せず、しばらくアイドリングや走行をすることにより次第に温かい空気が発生するようになってきます。

なおエンジンから熱が発生しにくい電気自動車の場合nは電動コンプレッサーおよび電気ヒーターという全く独立した家庭エアコンに近い機械が使用されています。

エアコンの不調はコンプレッサーが原因かも

上記のしくみからわかるように、比較的故障が生じやすいのは冷房の方です。
冷房をつけているにもかかわらず全く冷たい空気が発生していないという場合には、コンプレッサーが動作していない可能性があります。

コンプレッサーはエンジンのすぐ近くに取り付けられており、ボンネットを開けてみるとファンベルトにつながれた直径20cmほどの筒用をしている部品が確認できると思います。

エアコンをオフにしているときにはコンプレッサーも止まった状態になっていますが、冷房のスイッチを入れるとエンジンに連動してコンプレッサーも動き出します。

ですのでコンプレッサーが動作しているかどうか確認するためにはボンネットを開けた状態でエンジンをかけ、エアコンのスイッチを入/切してみると作動してるかがわかります。

コンプレッサーは内部のガスが不足してくるとうまく圧縮ができずに冷気を作れなくなります。
エアコンに異常がある場合はまずコンプレッサーが動作しているかを確認し、SSなどでガスの補填や部品の点検をしていくようにしましょう。