ABSの正しい使い方

ABS(アンチロックブレーキシステム)とは

自動車の動作には、次のような怖い動作が存在するため、現代の自動車にはABSが標準装備されています。

怖い動作その1は、急ブレーキのため自動車のストッピングパワーが落ちるというケースです。
急ブレーキを行うと、時速40kmほどであればすぐに止まれる、このような考えを持たれている人もいるのですが、実際は10m前後の制動距離を求められることがあります。

人によってはパニックに陥っている状態で急ブレーキのケースもあるので、酷いケースでは20m以上もかけて止まる人もいるのです。
このようなトラブルが起きてしまう要因は、ブレーキの仕組みをわかっていないために起きています。

そのため、今では安定したストッピングパワーを得るために、ABSが使用されているのです。
怖い動作その2は、ブレーキペダルそのものが上手く動作しないケースです。

これは運転手が悪いのではなく、主に自動車の故障で起きてしまいます。
ABSが装備されている車両は、小さな力でも適切なストッピングパワーを得られるようになっているので、このようなトラブルも回避できるようになっているのです。

ABSの詳細

ABSについてですが、これといって細かい操作方法があるわけではありません。

軽い力でブレーキペダルを踏んだ時点で、ABSが機能するようになっていますので、弱く踏む、強く踏むなどの操作を、考慮しないといけないわけではありません。
そのため、注意すべきはABS警告灯を正しく理解して、ABSを使用できているかどうかとなります。

ABS警告灯とは、主にABSが機能していない場面で点灯する仕組みになっているため、警告灯が点灯している場合は、一度自動車を停車させたほうが良いでしょう。
このような場合、どのようにして元の状態に戻すのかというと、以下のような2つの対応で元に戻すと良いです。

戻し方その1は、車のエンジンを切って様子を見る方法です。
ABSが正しく機能していないわけではなく、ランプ側の故障が懸念される場合は、通電が上手くいっていないために、このような問題が起きていると考えたほうが良いでしょう。

戻し方その2は、自動車修理工場で点検を受けるという対処法です。
ランプそのものの寿命、誤動作を招いているコンピューター関連の故障の場合、個人の手で修理できる問題ではありません。

ABSもコードなどによる通電によって性質が変化しますので、定期的に自動車修理工場で点検を受けたほうが良いです。
その際は自動車のブレーキディスク、ブレーキフルードも見てもらい、安定したストッピングパワーを得られるようにしておきます。

このようなことを面倒臭がると、かえってABSの不調が見られるようになるでしょう。