綺麗にカーブを曲がれないのはナゼ?

ブレーキングの基本はスピードの把握

車はアクセル、ブレーキ、シフトチェンジの3つを駆使して加速、減速が行えるようになっています。

このような基本があるため、ブレーキング時に強くブレーキを踏んでしまう人もいますが、これでは曲がりやすい状態を作り出せません。
どのようにして車を曲げると、スムーズにカーブを曲がれるようになるのかというと、それは適切な力でブレーキングを行っている場合です。

例えば、交差点のカーブを曲がる際は、交差点の直前ではなく距離にして30mほどから、落ち着いたブレーキングを行うようにしましょう。
これだけでもブレーキのかかり方、そしてトラクションコントロールがスムーズになります。

トラクションコントロールとは、自動車にかかっている荷重を適切な状態にするという意味です。
近年では、自動車に搭載されているシステムが、トラクションコントロールも行ってくれるようになりましたが、最新技術が搭載されている車種で無い限りは、自分の足でキレイにブレーキングしないといけません。

ギリギリまで溜めてブレーキングしてはいけない理由についてですが、自動車のブレーキ性能が落ちてしまうためです。
ブレーキは少しずつストッピングパワーを強める仕組みになっているため、急ブレーキを行ってもストッピングパワーが高くなりません。

スピードが出ている場合は、ブレーキディスクから悲鳴のようなキーッという音が発生し、その割にスピードが落ちないという状況になります。

余裕を持って曲がるようにする

荷重移動の基本となりますが、ブレーキングを事前に終えてから、その後にハンドル操作を行うようにしましょう。

ハンドルを切ってからブレーキングを行った場合は、車が外側に向かってふくらむようになります。
これは荷重移動の失敗で起きているのですが、この状態でアクセルを踏んだとしても、タイヤを引きずっている感覚が消えなくなり、アクセルを踏んだ際の手応えのわりに、車があまり加速しない状態へと陥ってしまいます。

プロレーサーもこのような挙動、操作を嫌がって自動車運転を行っているのですが、このような基本的な動作は、ハイスピード、普通のスピードでも同じような操作が求められるのです。
また、丁寧にブレーキングを行った場合でも、車を曲げるのが困難というケースでは、タイヤサイズ、サスペンションをチェックしたほうが良いです。

すでにタイヤが傷んでいる場合は、タイヤの扁平率(へんぺいりつ)に問題があり、真っ直ぐ走るのが困難になっている可能性が考えられます。
サスペンションについても、油圧のコントロールが上手くいっていない場合、車が傾きやすくなるために操作が難しくなってしまいます。