ラジエーター液の補充方法

呼び名が複数存在するラジエーター液

今ではクーラント液と呼ばれることもありますが、ラジエーター液は「冷却水」としての役割で充填されている液剤です。

車に乗り慣れている人でなければ、なぜラジエーター液が必要なのか、このことが良くわからないため、ラジエーター液の交換が雑になってしまう人もいます。
ラジエーター液とは、主にエンジンを冷却させる役割で充填されているのですが、この役割は一般的な水では対応不可となります。

というのも、ラジエーター液には「エンジンを冷やす、オーバーヒートを防ぐ、エンジンに対して防錆効果を付与する」という、3つの役割があるからです。
適切にラジエーター液の補充を行っていない場合、エンジン温度が上がりやすくなるという致命的な問題が起きるようになります。

そして、ラジエーター液が不足している場合は、自動車のメーター部分で液剤が不足しているアイコンが出るのです。
このような状態に陥ってしまうと、自動車の安全機能により自走不可の状態に陥り、その後、ラジエーター液そのものが消失していくため、エンジン周りから白煙が立ち込めるようになっていきます。

ラジエーター液であり、ラジエーター液を充填できるタンクについては、定期的な整備が求められている箇所でもあるので、個人でラジエーター液を補充、交換できない場合は、自動車修理工場でラジエーター液を補充してもらったほうが良いでしょう。

半透明の容器を確認、ラジエーター液を補充

どのようにして点検、補充を進めるのかですが、以下のような手順で行えるようになっています。

ラジエーター液の点検ですが、リザーバータンクを確認するようにしましょう。
半透明のプラスチック容器をチェックするだけなので、補充する必要があるかどうかについても、目盛りをチェックするだけで問題ありません。

目盛り以上に充填されている場合は問題ありません。
少ない場合は容器の上に付いているキャップを開けて、ラジエーター液を注ぐようにしましょう。

専門的知識、技術、工具を必要としませんので、これらの作業が難しいというケースはほぼありません。
リザーバータンクの位置についてですが、特殊な自動車でない限りはエンジンルームの中となっていますので、視認することが難しい位置に取り付けられているということも無いです。

ラジエーター液の補充が完了した際ですが、これで全作業が完了とはならず、エンジンのアイドリング時に異常を示さないかの点検が必要です。
まず冷却水のメーターを確認して、冷却水のメーターが安定している、上がらない状態を維持できているかをチェックします。

その後はラジエーター液の色を確認するようにしましょう。
稀に補充後のラジエーター液の色が変わることもありますが、このようなトラブルが起きた際は、なるべく個人の手で解決を試みるのではなく、自動車修理工場で再点検を行ってもらったほうが得策です。